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クンダリーニタントラヨガマスター
クトゥ・アルサナ先生

クトゥ・アルサナ氏はバリ島ウブドを拠点に活躍する

世界的に有名なクンダリーニタントラヨーガの創始者であり、
マッサージ師、ヒーラー
ウブドボディーワークスセンター、
ウブドオーラリトリートセンター、
オム ハム リトリートセンターのオーナーであり、
アシュラムMunivara(ムニヴァラ)、
そしてSantam Bhuana(サンタンブワナ)
財団の創始者です。

アルサナ氏は1964年バリ島ウブドに代々続く
バリヤン(バリ島のヒーラー)家系の第四子として誕生します。
彼は幼い頃に特別な臨死体験します。
大病にかかり心臓がとまり、
息がとまってしまったことがありました。
その時バリヤンである彼の祖父の祈りの力により一命を取り止めることができました。
祖父は自分の命と引き換えに自分の孫を助けてくれるように、
そして孫が無事に生き返ることができたならば神に生涯仕え、
世の人々を助ける生き方をする人物になるようにと祈り、その結果、三日後に祖父は亡くなり、
アルサナ氏は意識を回復することができました。

アルサナ氏は幼い頃からその生れた境遇もあり、
子供ながらに生きる意味を見出すことができず常に
「人生とは一体なにか?」、
「神とは何なのか?」といったことを考え込み、
それに値する答えを見つけることができずに自殺したいとまで思いつめる時期がありました。
しかしのちに彼は自身の精神的な師と出逢い、師によりモクシャ(神との一体感)、ヨーガ、瞑想、
祈りのあり方の指導を受け、師の導きにより彼の長年追い求めていた答えを見出すに至りました。

そしていつしか自身も宗教的な指導者となることを志し、アガマ(宗教)
について学ぶ学校に通うようになりました。在学中は常にヨーガでトップの成績を納め、
その評判により毎週テレビ局で教えるようになるほどの才を開花させていきました。
その当時ヨーガに興味を持つ者はそう多くはなかったものの徐々に多くの人が彼の魅力にひかれ、
引き寄せられるようになり、自然とヒーラーと存在にようになっていきました。

そして1980年代にアルサナ氏はマッサージを中心にさまざまな手法を取り
入れたホリスティックな施術を行うボディーワークスセンターをウブドに設立します。
設立以来、多くのバリ島の地元の人々をはじめ、世界中から集う彼の顧客たちの肉体的、
精神的な問題を癒す手助けをしています。

また2006年には精神的な修行を志す人々のニーズに答えるため、
また海外からの訪問者により深い宇宙的な叡智の教えを体感する場所を提供するためアシュラム
(修行場)Munivara(ムニヴァラ)を設立しました。

アシュラムでは毎日クンダリーニタントラヨーガのヨーガクラスだけではなく、
定期的にヴェーダンタベースのヒンドゥーの儀式や修行の場を提供しています。
希望者は短期または長期にかけてアシュラムに滞在をすることができます。

また現在アルサナ氏はヨーガを通して人々が頭(マインド)ではなく、
心の声、魂に従って生きることができるように、
またそれぞれの人々が生まれ持った人生の使命を果たしていけるようなサポ
ートをすることを自身の使命としており、人々を癒す最高の方法として、
長年のアルサナ氏のヨーガ修行と多くのマッサ
ージの経験から得た知識と実践の集大成である自身の提唱するクンダリ
ーニタントラヨーガの普及に力を入れています。

クンダリーニタントラヨーガを通して実践者は感情、肉体、精神をバランスさせ、
総合的な心身の平安を得ることができます。
ダンスを踊るかのように流れるようにアーサナを行じ、エネルギーを流し、
ヤントラ(聖なるシンボル・道具)である肉体を通して神のエネルギ
ーを受け取り創造していくことができるようになります。

アルサナ氏はタントラ(聖なる動き)なしに
クンダリーニ(すべての人間が潜在的に持つ神聖なエネルギー)
の上昇のみに集中することは欲望を増長させることになるが、
タントラと組み合わせたクンダリーニの上昇はエネルギーをスムーズに流していくことができる、
クンダリーニタントラヨーガを通して人々は
Jnana Buda Siwa(ジナーナ・ブッダ・シワ)
「自身の内と外に神を見出す聖なる叡智」に到達することができる、と説明します。

アルサナ氏はヨーガの普及と同時に彼のライフワークとして
生涯を通して社会にできる限りの時間とお金を捧げて奉仕活動を行っています。
現在その活動はバリ島、インドネシア国内にとどまらず、
日本、オーストラリアなどの世界にも広がっています。